【自分らしい最期のために】終活のはじめ方ガイド

対応が丁寧かどうか

対応が丁寧かどうかの写真

料金が安く費用の節約が可能でも、対応が不親切だと折角の葬儀が台無しになります。見積と異なる内容のサービスが提供されたり、追加料金なしの約束なのに、後で見積以上の料金が請求されるのは稀です。ところが、このように目に見える部分だけでなく、対応という心遣いやサービスに、良し悪しが表れることがあります。具体的には言葉遣いであったり、電話に対して直ぐに反応してくれるかどうかなどです。葬儀の場では、不満を漏らしたり舌打ちをするようなことがあってはいけませんし、何より対応に不備があると儀式に滞りが生じます。葬儀の全てを任せる以上は、親切かつ丁寧に対応してくれることが、葬儀社に問われるポイントとなります。相談を持ち掛ける最初の場面においては、無料相談だからと適当な受け答えをしたり、話を聞く姿勢に問題はないかチェックしましょう。電話を掛ける際は直ぐに相手が出るか、問い合わせに対して、的確で速やかに答えてもらえるかなども要点です。見積では足元を見ていないか、不信を感じさせるような、コロコロと変わる態度はないかをチェックすることです。遺族が希望していないのに、あれこれと演出を加えて料金を引き上げようとする、そういった葬儀社も信用できないです。このような業者は、遺族ではなくお金しか見ていませんから、大切な故人を見送るお手伝いをしてもらう、その役割を任せる相手としては不向きとなります。対応の一つ一つが、葬儀の質に関わってくるので、葬儀社は安易に選ばず評判を含めて対応力を評価したり、厳選して決める必要があります。